自閉スペクトラム症 「アセスメント~客観的な評価の重要性~」 臨床心理士~倉橋弘子

保護者の方とお話していると「うちの子、ゆっくりだけど話はしっかりできます」とおっしゃることがあります。

“しっかり話ができる”と聞くと、私は「年齢相応」と想像してしまうのですが、詳しく調べると実年齢は5歳だけど、言葉の発達は2歳程度でした。

同じ“話ができる”という言葉でも、発達検査を用いた評価と保護者の方の評価では、全く異なる結果になることがあります。ポイントは、いかに主観的に物事を認識しているか、ということです。

こういった認識の違いをなくすために、私たちはこどもの発達を数値として表現することがあります。先ほどの例で言えば、「2歳程度の言葉の発達」と言えば、誰が見ても明らかですよね。

このような客観的な評価を得るために、こどもの発達の水準をみるための発達検査を実施したり、こどもの行動を観察したり、保護者の方から情報を聞き取ったりします。

支援・指導を始める前に、具体的な行動や発達について客観的な数値を明確にすることで、支援の計画を立てることができ、その方法がこどもにとって最適なものかを評価することもできます。

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