何故、アーユルヴェーダなの? エネルギー透過カウンセリング  健康問題を探る全人的問診士 江口麻緒のコラム 第2回

2016.9.13
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何故、他国の医学だと思われているアーユルヴェーダを中心においているか?
それをお話ししてみたいと思います。
ズバリ、アーユルヴェーダは、宇宙の法則を説いた現代にも通用する科学の教えだと思っているからです。
幼い時から身体が弱かった私は、いのちの根源を追及するくせになっている節があります。その私がアーユルヴェーダの教えに触れ、解毒しにくい、敏感体質という身体と心が…いえ、魂そのものが導かれたのでしょう。
アーユルヴェーダの書物にチャラカサンヒターというものがあります。俗にチャラカ本と呼ばれている古書です。
その最初の文面を読むと、神々が沢山出て来て、まるで古事記を読んでいるのかと間違うほど。神さま達も古事記に出てくる神様と相まって、もしや…いざなみの神がいざなぎの神に桃の実を投げつけた意味までが書かれてあるのでは?と思い、大変分厚く重い本のページをめくってしまいます。
日本にも【古代出雲の薬草文化】という本が、最近第2版本として出帆新社から出ていますが、沢山の薬草や温泉、ミネラル類(塩や土などなど)等を活用した生活の知恵があったことが伺われる【出雲国風土記】等にも残されています。古くから伝わる知恵の中に、注目されずに放置された宇宙の法則が沢山残っているのがアーユルヴェーダだと私の直観が感じたのです。
当初、主観的には癒されるためのオイルマッサージだという位にしか考えていませんでしたし、何しろ遠く離れた気候風土も違う国の民間療法です。ところがアーユルヴェーダで使用するゴマオイルの香りや、東洋の香木や花の香りに、私の興味はそそられます。懐かしい香り、何処かで薫った香りです。なんだろう?この懐かしさは?この懐かしさの意味を知りたくて興味と好奇心は益々高まりました。

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話は少しそれますが、私の信頼している産婦人科医で、赤ちゃんたちの胎内記憶の研究をする池川明氏に最近頂いたコメントに“現象は、自分の主観で決めるのではなく、興味と好奇心をもってその事象を集め観察・分類するところから研究ってはじまるのだと思います。”という言葉を頂きました。これは正しく私のモットーとするところです。現象に対して知っている事実の主観ではなく、例えそんな馬鹿な、と思われることでも直観で降りてくる感覚を、興味と好奇心をもってその事象を集め、観察・分類し、今と未来の幸福の為に現実に向けかたちづくる。
製品開発だけではなく、日々の生活の中でもです。
一番は、お料理かな? ほぼ毎日新たなメニューが登場し、美味しい美味しいと一人で満足して、殆どのレシピはその日のうちに忘れていきます。必要なレシピはその時々によってその場にいる人と状況により変わるからです。その技ともいうべき事象によっておこる直感と、今までのデータ分類がキッチンファーマシーの腕の見せ所。
ほんの少しお見せしましょう。
大好きなお稲荷さんです。

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この頃しょっちゅう作ってます。
気象、気圧の変化で身体が重い時はほっこり甘いお稲荷さん。
甘みは天然の本みりん(白扇酒造)や生蜂蜜、米飴、黒砂糖で。
加工されてミネラルや糖蜜を抜かれた白い砂糖は依存するのでご注意を。
因みに塩入りの本みりんはお酒では無く…加工調味料。
発酵が止まるのでオススメしません。(^ー゜)

~本日のキッチンファーマシーレシピ~


●遺伝子組み換え無し大豆のお揚げさん。
●本みりん(白扇酒造)
あれば…炭火ホンモノの黒糖を耳かき三杯(笑)。
●野菜ブイヨン。
(ベジィで無ければ鰹節や炒粉でも可)
●天然塩。
●天然醤油。
●千切りの生姜。
●桜海老。
↑(ベジィの方は牛蒡のサキガケでも可)
◯これみんな一緒にぐつぐつします。
お揚げさんと具に分けます。
(所要時間3分)


●ご飯←私は分つき米ですが…玄米でも可。
●天然素材の寿司酢。
(米酢、煮切った本みりん、生の日本蜂蜜少々、天然塩)
◯時間が経った保温中のご飯でも美味しくなります。炊飯器の中で混ぜるだけ。
3〜5分炊飯器の中にそのまま置くと団扇で仰がなくてもふっくらします。
(所要時間2分)


お揚げさんは四角のまま袋状に開き、
酢飯を入れて、(お稲荷さんに合わせて丸く握り)上に煮立てた具を乗せて
庭から採取した山椒を飾ります。
山椒はお水で洗って、
掌でパンと叩いてくださいね。
(所要時間、数個なら5分)

麻緒ご飯 簡単レシピでした。
ジャーにご飯があれば所要時間10分
因みに酵素玄米でも美味しく出来ちゃいます。
山椒ごとぱっくりお食べくださいね〜♪
よく噛んでね。お試しあれ〜♪

お料理は科学です。お稲荷さんは、大豆の油と米やみりんなどの甘味、酢、塩、それらの融合物です。

では、次回はそのオイルについて、日本では知らされていないことをかみ砕いてお伝えします。

コラム執筆者

江口 麻緒

鹿児島県指宿市開聞6230番地(開聞岳の麓)梅姫本舗株式会社を創業する。
環境問題の古典「沈黙の春」で地球の悲鳴を伝えた海洋生物学者レイチェル・カーソンは、幼児期からの自然との関わりの大切さを説き、半世紀以上も前から経皮毒の原因とされる環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の人体への影響を訴えていました。
心と体を浄化するために環境を整えることをライフワークにしている江口麻緒も、「アトピーは、宇宙からのメッセージ」と提唱します。自身のアトピーを治した経験をもとに、体も自然の一部であり、心の動きや考え方を自然界に合わせることが重要であると考えています。
1962年、茨城県水戸市生まれ。35歳の時、内なる声を聴き、それまでの多忙を極めていた働く主婦としての生き方に疑問を持ち、モノやカタチに捕われない内面的なものを中心とした活動を始める。東日本大震災の2011年から「江口麻緒のアトピーせっけん」等、インターネットを中心に自然な生き方を発信中。現在は、鹿児島県指宿市在住。
化粧品製造会社梅姫本舗株式会社代表。キッチンファーマシー研究家。アーユルヴェーダ医学インストラクター。千島学説研究会理事。NPO法人日本森林療法協会森林セルフケアコーディネーター。2016年4月、日本ホリスティック医学協会認定ホリスティックヘルス塾インストラクター。

web:アトピーせっけん(江口 麻緒 体験談)
web:梅姫本舗株式会社

昭和の初め 日本には50万人以上の方が
萬人が持つセルフケアの基本
お手当てを学んでいました。
其れを“手のひら療治”と言います。
4代前の私の曾おじいちゃん達のその教えは
神ながらの道
敷島の道
食物(おしもの)の道
手末(たなすえ)の道
私、江口麻緒は、現代に沿ったかたちでお伝えしていきます。
20年間、皮膚からの影響を自身の客観的な事実で研究を重ねる。
皮膚感覚のエネルギーが持つ有効性を
植物を中心とした自然からのエネルギーを補給することにより
ドーシャのバランスを保つことを知る。
独特の癒し術、手当て法(手のひら療治=たなごころ)を昭和の初めに世に広めた曾祖父らを持つ。
2011年、其れらを現代的な方法に変化変容させる。
得意とするのは…
手のひら療治=たなごころのエネルギー透過カウンセリング。

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