元町と山手の間を結ぶ代官坂の途中にあるHAHACAFE。
花屋さんかな…? と思いきや、横にはカフェスペースがあり、道歩く人の目を引きます。
宮崎生花店は1873年創業、日本初!洋花を取り扱い始めた歴史あるお花屋さん。
お店に入って右側はお花屋さん。こちらはお父さんとお母さんが切り盛り。左側にはカフェが。こちらは子育て中の若夫婦が自分たちと同様に子育てしている人にも気軽にすごせるカフェをと、昨年(2015年)2月にオープンしました。
HAHACAFEの名前の由来は、「笑い声」のHAHA、母の「HAHA」からきているそうです。その由来通り、子連れのお母さんや地元の方など和気あいあいとした空間と笑いがあり、楽しく過ごせるお店になっています。店内は昔からのお花屋さんの内装を残して、全体的に白の基調と、草花に合ったナチュラルな雰囲気となっています。
小さなお子様も大歓迎で、ベビーカーでも入りやすい入口、そしてお手洗いにはオムツ替えシートまで設置されています。ママさんにとってこれはとても嬉しい設備ですね。
また、外にはワンちゃん連れの方も利用できるスペースも用意されています。
リーズナブルに頂ける数種類のサンドイッチ。人気は看板メニューの「まぐろカツのふんわりサンド」だそうです。ボリュームもあり男性からも人気!
ドリンクのHAHAブレンドは、複数のコーヒー豆を店内でオリジナルにブレンド。
コーヒーは、一杯ずつ、ハンドドリップで紙フィルターではなく、布のネルフィルターで淹れています。ネルフィルターは一部では最高の抽出法ともいわれており、こだわりの一杯。滑らかな口当たりが特徴的です。
また、マグカップは「横浜焼き」(※1)で作られています。横濱益田窯とデザインをコラボして作られたオリジナルのものです。取っ手部分やコップ裏のHAHACAFEロゴが可愛いですね。
「黒ゴマきな粉のパウンドケーキ」は、塩が甘さを引き立たせ、コーヒーとの相性抜群です。黒ゴマときな粉、女性には嬉しいヘルシーさです。焼き菓子のメニューも季節や日によって変わり、完売することも多いのでお早めに♪ 驚きなのは、焼き菓子を作られているのは、ご主人とのことです。
家族で経営されている、アットホームなHAHACAFE。
お花屋さんが併設されているので、押し花造りなどのセミナーなども行われています。
元町、山手の散策の途中、帰り道に、休憩されてみてはいかがでしょうか。
※1 横浜焼の精神を受け継ぐ横濱増田窯 開港同時期に、日本の維新と共に誕生した横浜焼。その焼き物は世界を虜にし魅了した。 震災、空襲など一度は消え去り幻となった焼き物の精神を受け継ぎ、1965年、数名の職人と共に開窯した横濱増田窯。和食器でも洋食器でもない <ヨコハマの焼き物> として時代と共に進化する器を製作する窯元である。