横浜でのんびりお散歩しませんか?レトロな西洋館の見どころをご紹介

今もなお、外国人留置地の面影を残している山手西洋会館。建物それぞれに趣があり、見応えを感じます。横浜に来た際には是非立ち寄って頂きたいおススメスポットです!

1.ブラフ18番館

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大正末期に建てられた外国人住宅で、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されていました。グリーンの窓と白い壁の可愛らしい洋館です。おもちゃの家をそのまま大きくしたような雰囲気でした。

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いちょうの鮮やかな黄色と洋館の景色は絵になる景観です。写生を楽しんでいる人がちらほらといました。

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リビングルームはサンルームと隣接しているので、とても解放感溢れる部屋となっています。

ブラフ18番館に置いてある家具は、英国人バーナード氏が当時横浜で造らせた家具や台湾から輸入した家具や、当時山手で多く用いられていた横浜家具が復元展示されています。現在横浜家具を造っているのは蓮華草元町工房の内田さんという方だけとなってしまいました。横浜には思っている以上に色々な伝統があるのですが、どんどん数が少なくなりました。

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ついここで寛ぎたくなってしまう雰囲気のサンルーム。高台にあるので昔は海を一望できたそうです。

ペパーミントグリーンと白を基調をした内装がとても素敵です。

2.外交官の家

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明治43年に明治政府の外交官の内田定槌邸として、アメリカ人建築家J.Mガーディナーの設計により建てられたものです。東京都渋谷区南平台に建てられたものを平成9年にこの地に移築し、国の重要文化財に指定されました。こちらはシックな装いの洋館です。

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アメリカン・ビクトリア調の造りが落ち着いた雰囲気を出しています。ブラフ18番館とは印象が変わりますね。

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サンルームは温かみを感じます。

3.ベーリックホール

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イ ギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、J.H.モーガンの設計により昭和5年に当時、最も見晴らしの良い立地に建てられました。部屋の配置にもこだわり があり、日当たりが良いように部屋が全て南向きです。当時アメリカで流行していたスパニッシュスタイルを基調として設計されています。ダイニングは重厚な造りで、来場の際にはダイニングと他の場所で違いを比べてみて下さい。

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家具は当時のものが無いので、横浜家具で復元されています。青い壁は最後の晩餐などのフレスコ画と同じ技法で、壁に石灰モルタルを塗った後、乾いていない状態で水でといた顔料を塗っています。石灰と顔料が化学反応をおこして結晶ができ、顔料が閉じ込められ明るく発色します。

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ベーリックホールにはクワトレフォイルという四つ葉の形をしたお洒落な窓が南側に4つ、北側に2つあります。

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子ども部屋は青を基調としていたのですが、夫人の部屋はピンクを基調としていて女性らしい造りです。

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ベーリックホールは約100年間セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールとして使用されていました。

4.エリスマン邸

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日本の建築に大きな影響を与え「近代建築の父」と呼ばれた、A.レーモンドの設計。

横浜の絹糸貿易商シーベルヘグナー商会の支配人であったF.エリスマン氏の私邸として大正15年に山手127番館に建築されました。

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昔ながらの横浜を感じつつエリスマン邸のカフェで寛いでみてはいかがでしょうか?

地下ではギャラリーとして展示会も公開されています。

5.山手234番館

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関東大震災後に朝香吉蔵の設計により建設された外国人用の共同住宅で、横浜市内に現存する数少ない遺構のひとつです。

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アパートメントと思えない高級感あふれる造りとなっています。2階は貸しスペースとして利用されています。

6.横浜市イギリス館

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昭和12年に英国総領事公邸として建築された建物で、近代主義を基調としたモダンな形と伝統を加味した重厚な美しさは、当時の大英帝国の風格を良く表しています。

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今まで見てきた西洋館と比べると、とてもシンプルで白を基調としたエレガントな造りです。

7.山手111番館

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J.H.モーガンの設計により大正15年に、アメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として現在地に建てられた、スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館です。

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カフェが併設されており、オリジナルグッズも展開しています。一部はギャラリーとして使用されています。

山手西洋会館はJR根岸線の石川町駅からみなとみらい線の元町中華街駅の間に点在しています。

ゆっくりお散歩をしながら洋館巡りをしてみてはいかがでしょうか。夏は新緑、秋は紅葉といった四季の美しさを楽しむことができます。また、夜にはライトアップもされるので昼とは違った景観を楽しめます。

山手西洋館

全館入館無料

web:http://www2.yamate-seiyoukan.org/

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