「”キラキラが苦手”から始まる心の旅」~飯田みゆきのコラム 第4回

2016.11.3

キラキラ輝いている人が、まぶしくて、苦手です。
そのキラキラで隠しているものを感じると、特にモヤモヤします。
ある日、そのモヤモヤを瞑想でプロセスしてみることにしました。

瞑想し始めてしばらくしてから、モヤモヤの正体がわかりました。
それは、『嫉妬』でした。

あ゛~、仕方ない。
そのまま嫉妬の海の中に浸り続けます。

身体がキュッとなる感じ。
ハートがぐいっと閉じる感じ。

その感覚を味わいながら、自分に愛を送り続けます。

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私は嫉妬している自分を嫌っていました。
だけど、嫉妬している私も愛しい自分なのです。

自分に愛を送り続けていると、
キラキラしている人々を「嘘つき」呼ばわりしている、
もう一人の自分がでてきました。

そうだよねぇ。
「嘘つき」って、指さしたかったんだよねぇ。

『あー、嘘つきだ。嘘つきだ。
キラキラしている人々は、嘘つきだ。』って。

そのまま、心の中で言いたい放題言わせてあげました。

しばらく言い続けていると、
今度はキラキラしている人々が私から分離していく感覚がやってきました。
嫉妬の海の中に浸り続けていると、嫉妬の対象が自分から離れていくという不思議な現象。

その時、ふと気づきました。
「自分がキラキラしたいのに、キラキラできない。」
という感覚が、モヤモヤやイライラだったようです。

瞑想から戻ってきた時の感覚は、
「キラキラしたい人々は、キラキラしたいから、している。」

ただそれだけなのに、自分の思いを重ねて、
怒りとか、いらだちとかを感じていたのは、私の勝手だったようです。

本当は私とは関係ないことだったのに・・・。

どうも、シンプルにいかない自分だけれど、
これもまた、自分なのですね。yeah!

 

コラム執筆者

飯田みゆき(”自分の感覚を取り戻す” 森と魂のセラピスト)
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