乳幼児・子供の歯みがき(ブラッシング)について 横浜市 伊東歯科医院 院長コラム 第11回

2017.8.29
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お母さんやお父さんたちの悩みの一つに「子供の歯みがき(ブラッシング)」があると思います。悩みは人それぞれだと思いますが・・・

ーーどういう方法でやれば、きちんと「みがいた」ことになるのか?
ーー子供の口を開いた状態に保つには?
ーー泣き止まない子供にどうやってうまく仕上げみがきをするか?

そういった疑問に、今回は動画でお伝えします。
この「歯のみがき方」動画は、大人の方にも当てはまりますので、ぜひいま一度、ご自身の歯みがきの仕方も見直してみてはいかがでしょうか。

ご覧になっていかがでしたか?
意外に実践できていなかったことに気づくのではないでしょうか。

特に大事なことは、以下の3つです。

◎歯ブラシの選定
……仕上げみがき用の歯ブラシを用意すること。 → ヘッドの大きさが大事です。
歯みがき粉はうがいが出来るようになるまでは付ける必要はありません。
◎仕上げみがき時の姿勢(体勢)
……口の中が見えなければきちんとみがけないので、対面ではなく太ももの間に
お子さんの体を持ってきてしっかりおさえながら仕上げみがきをします。
小学校中学年くらいまでは、このやり方でしっかり仕上げみがきをしてあげましょう。
◎口の中(歯の状態)を見るために指をしっかり差し込む
……指の第2関節くらいまでしっかり差し込んで歯を見ながらみがきましょう。
明るい部屋でみがくことも大事です。

そして、どれだけしっかりみがいていても、例えば、甘い間食をたくさん食べていたりするとそれが虫歯の原因にもなったりしますので、食べ物や食べ方にも気をつけてあげてください。

泣いて、、叫んで、、なかなか歯みがきをさせてくれない時は疲れますよね。この場合のコツは動画の中でも説明をしましたが、こういった時期は必ず過ぎます。
パパやママがお子さんの歯みがきをやる分には、泣いて嫌がってもそれがトラウマになることはまずありません。
忙しい時間をやりくりしながらは大変ですが、「1回」で無理にみがこうと思わずに、子供の機嫌を見ながら頑張って歯みがきを続けましょう。

コラム執筆者

伊東昌俊(伊東歯科医院院長)

神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町2-10
Tel:045-453-1128

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