顎関節症(2)顎関節症の治療 横浜市 伊東歯科医院 院長コラム 第9回

2017.6.27
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今回は、前回に引き続き顎関節症について、具体的な治療法をご紹介します。
顎関節症の原因・予防などについては前回のコラムをご覧ください。

前回は、顎関節症の原因はほとんどが噛み合わせの問題であるとお話ししました。ですので顎関節症の治療は、歯並び・噛み合わせを改善していく矯正治療が必要となる場合が多くなります。

一般的には、顎関節の安静をはかるためにマウスピースを装着し、経過診ます。その上で、噛み合わせ・歯並びへの対応として矯正治療へ移行していきます。

矯正治療では、単に歯並びの改善だけではなく、お口の周りの筋肉や嚥下(えんげ)に作用する筋肉の訓練も必要になります。

また、噛みぐせも顎関節症に大いに影響します。片方でばかり噛んでしまうという方は、反対側で噛むことも意識してみてください。

コラム執筆者

伊東昌俊(伊東歯科医院院長)

神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町2-10
Tel:045-453-1128

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