日本茶は虫歯予防を手助けする!? 横浜市伊東歯科医院院長のコラム第5回

2017.2.8
/ /

前回のコラムでは、歯磨き粉にこだわるより、まず歯ブラシの毛先で歯垢をかきとることが大切であるお話でした。
世の中に出回る様々な歯磨き粉や洗口液などは補助的なものであり、基本の歯を磨く行為をしっかりとやらないと意味がないということです。
食後3分以内に歯磨きをする方が良いと聞いたことはありますか?
こちらに関しては様々な説がありますが、出来るだけ早く磨いた方が良いといわれます。
時間が空けばそれだけ口内の細菌も増えるからです。
細菌が最も多いのは就寝中。そこでおすすめなのがブラッシングのあとの洗口液です。
洗口液は、口腔内の殺菌、口臭予防にもなり、就寝前に行うことで細菌数を減らす役割をします。歯磨きが出来ない時なども、洗口液だけでもしておくと効果は違うでしょう。
最も望ましいのは、歯ブラシを携帯し、何か食べたら少しでも磨くことです。

また最近では子供にフッ素を塗る方も多いです。フッ素は虫歯予防に効果があるので3,4歳辺りから始めてみましょう。小さいうちは、フッ素を塗るために必要な歯の乾燥が良く出来ないので効果が薄くなります。なのでお口をしばらく開けることが出来るようになる頃からが良いでしょう。
また日本茶にはフッ素がたくさんあることをご存知ですか?日本茶はたくさんの良い効果があることで有名ですが、歯にも良いのです。
虫歯予防にもなる日本茶、是非意識をして飲んでみてください。

コラム執筆者

伊東昌俊(伊東歯科医院院長)

神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町2-10
Tel:045-453-1128

Page Top