あけましておめでとうございます。食生活指導士のNamiです。
早いもので新しい年が始まりました。昨年暮れの忘年会に続き、新年も気の合う仲間と飲んで食べて楽しむ機会が増えるのではないでしょうか。
日本の食文化はとても豊か。街中の飲食店をみてもどこもかしこもおいしそうなお店ばかりが軒を連ねています。おいしいお店で新年早々食べ歩き&飲み歩き……楽しいですよね。
ここでちょっと待った! 摂取カロリーと栄養吸収力は比例する!なんて思っていませんか? 実は暴飲暴食は栄養吸収する力が弱まってしまう危険があるのです。
特に働く女性は低栄養状態に要注意! 朝はご飯を食べる時間がないから食べない、お昼ご飯はコンビニの菓子パンだけでしのぎ、夜は揚げ物をつまみに体を冷やすビールをがぶ飲み……これでは、踏ん張る力を出すための栄養は全く摂れておらず、新年早々低栄養状態になりかねません。
ここぞいうときに力を発揮できる体と心を維持するため、老化、体調不良、免疫力低下、貧血などの原因となる低栄養は、絶対に防ぎたいものです。そこで、お酒を飲むときの上手な食べ方をご紹介します。
- 酒はサブ! つまみは食事! 主菜・副菜・米飯または麺、汁物・デザートを注文しましょう。
- メニューは食材を意識して!置き換えメニューで心を満足させましょう。
例)鶏もものから揚げ ⇒ 鶏ももの串焼き とんかつ ⇒ 豚しゃぶサラダ、
揚げ出し豆腐 ⇒ 冷や奴 アジフライ ⇒ アジの刺身……と置き換えてみましょう。 - 胃腸いたわって! 彩りの良い野菜と肉や魚で愛情を注ぎましょう。
若さを保つ作用するビタミン群は消化器官で吸収されますが、胃腸の弱りは栄養吸収力を弱めます。
胃腸への負担を軽減するには、緑黄色野菜と脂質の少ない肉や魚がワンプレートになっているメニューを!
さて、低栄養にならない食べ方・飲み方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
そして最後にもう一つ!新年会などの席では、愚痴はご法度!楽しく食べて飲んで盛り上がりましょう。
栄養の吸収力は、楽しく食べた食事のほうが断然アップするといわれています。低栄養を防ぐためにも、新年は楽しく食べて楽しく飲んではいかがでしょうか。