文明開化のなごりが残る赤レンガ倉庫と横濱スカーフ


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江戸時代末期、横浜は人口500人ほどの小さな村でした。そんな小さな村・横浜が都市として花開いたのは、黒船来航後の日本が開国したときからです。

その後明治時代に移り、海外との貿易と人口の急増もあって横浜の都市づくりが急ピッチで進められるようになりました。

今回取材する横浜赤レンガ倉庫は、1911年に海外との貿易のために最新技術を駆使して作られたとても頑丈な倉庫です。

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赤レンガ倉庫は近年まで(1989年)活躍してきましたが、倉庫としての役割が徐々に低下していき、ついに操業停止になってしまいます。

しかし、1992年に横浜市が赤レンガ倉庫の活用に向けて大きく前進します。

改修工事を経て、横浜赤レンガ倉庫の事業コンセプトが「港の賑わいと文化を創造する空間」に決定し、1号倉庫は文化的利用、2号倉庫は商業的利用として復活することになりました。

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こうして市民の賑わう場として再び活躍できるようになりました。

商業施設として復活してもなお、異国情緒を感じさせる赤レンガ倉庫では、横浜ならではのものを扱っているお店がたくさんあります。

その中で、スカーフ専門店・伝統横濱スカーフ「Marca」様にお話をお伺いしました。

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横濱スカーフは開港以来150年の歴史を持っており、外国人向けにシルクのハンカチを売ったことから始まったそうです。

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中央の大きな船のまわりにある街並みの風景は、歌川広重(3代目)が描いた横浜絵だそうです。とても壮大ですね。

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横浜市開港記念会館にあるステンドグラスをモチーフにしています。とてもキレイな発色と模様です。

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オリジナルブランドのクローバー型の留め具。スカーフを自由でおしゃれに着こなすための必須アイテムです。

スカーフ専門店・伝統横濱スカーフ「Marca」では、昔ながらの製法を大切にしており、横浜らしいものをモチーフにしているものが多いです。一色ずつ版で色付けされており、とても手間暇かけてつくられています。

横浜へ訪れたら、スカーフ専門店・伝統横濱スカーフ「Marca」を覗いてみてはいかがですか?赤レンガ倉庫には他にもこだわりを大切にする横浜らしいお店がたくさんあるので、ぜひ赤レンガ倉庫で歴史を感じる旅を味わってほしいです。

:Blanchechou編集部

Information

横浜赤レンガ倉庫

住所:神奈川県横浜市中区新港1-1
web:http://www.yokohama-akarenga.jp/

1号館
TEL:045-211-1515
営業時間:10:00〜19:00
※カフェ・レストランは店舗によって異なります

2号館
TEL:045-227-2002
営業時間:11:00〜20:00
※カフェ・レストランは店舗によって異なります

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スカーフ専門店・伝統横濱スカーフ「Marca」 赤レンガ店

web:http://www.marca-scarf.jp/

1号館 1F ヨコハマズベスト赤レンガショップ

TEL:045-226-1513
営業時間:10:00〜19:00

 

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