2歳半~3歳の男の子の言葉の発達は? どんな会話をしている? 実例集

子どもが2歳を過ぎるころになると、「ワンワン、いた」などの2語文を話すようになってきます。言葉の発達には個人差があり、中には大人と会話が成立する子もいます。脳の構造の違いから、男の子より女の子のほうが言葉が早いと言われています。
実際に、筆者の息子(2歳半~3歳時。言葉の発達は普通)がどんな言葉をしゃべり、会話をしていたか、実例をご紹介します。
個人差がありますので、こんな感じなのか、という参考として読んでいただければと思います。

1.否定する

イヤイヤ期もあるのでしょうが、なんでも「いやだ」と拒絶するようになってきました。

どうやら、いつも使っている言葉の語尾に「ない」を付けると否定語になる、ということに気づいたらしく、自分なりの否定語を使うようになりました。例えば「来て(きて)」に「ない」をつけて、「来ないで(きないで)」といったような言葉です。実際は「こないで」なのですが、子どもなりに法則をみつけてしゃべっていることが面白く感じました。

また、反対語を使わずに、「ない」をつけて話します。例えば「大きい」の反対は「小さい」ですが、「大きくない」となります。「まずい」ではなく「おいしくない」です。私が「小さいじゃないの?」と聞くと、「小さいじゃなくて、大きくないだよ!」と反論してきます。

2.自分のことを名前で呼ぶ

名前が太郎だったら、「たろう」「たろうちゃん」と呼びます。
「ぼく」と言い始めるのはもう少し後でした。

3.自分もそうだ、と同意する

私が「ママはこうなんだよ」と言ったことに対して、違うのにもかかわらず「自分もそうだ」と言ってきます。これはどうしてなんでしょうね。同じようになりたいんでしょうか。不思議です。

私「ママは成田エクスプレスに乗ったことがあるんだよ」
息子「たろうちゃんも乗ったことあるよ!」
私「飛行機乗ったんだ」
息子「たろうちゃんも乗った!」

息子は成田エクスプレスにも飛行機にも乗ったことがありません。

私「飛行機で外国に行ったんだ~」
息子「たろうちゃんも行ったよ!」

さらにはこんな例も。

私「初夢に『蒼天航路(漫画)』の禿げた軍師が出てきたよ」
息子「たろうちゃんも出てきた!」

漫画を知らない方は何のことやらとお思いかもしれませんが、ここまでくると条件反射のような気がしてきました。

4.なんで攻撃がはじまる

3歳近くになると、「なんで?」攻撃がはじまりました。何かにつけて「なんで?」と聞いてきますが、そこまで理由を聞きたいわけではなく、口癖のような印象です。

例えば

「なんで電車は駅に停まったの」
「なんでここに駅があるの」
「なんでここに(プラレールの)トンネルがあるの」
「なんで黄色いの」
「なんでこうしたの」

などなど……。

さらに攻撃が激化するのは3歳以降です。

5.数は3つまで

1から3までは数えることができますが、それ以降は「たくさん」です。数字の絵本を読みながらなら10まで言えますが、まだ呪文のように言っているだけで、理解していません。
ただ、だんだん数に興味は持ち始めているようです。

6.自分に都合が悪いことは、答えない

例えば「〇〇しなさい!」とか「〇〇でしょ!」など言われた際に、返事をせずに知らんぷりします。2~3歳にしてそういう知恵が働くことに感心しました。

また別の返答パターンとしては、「今、〇〇やっているから、その後にやる」というのがありますが、だいたいやりません。

7.冗談やギャグが通じない

2~3歳なので当然ですが、言葉をそのまま受け取りますので、真顔で「ちがうよ」と返されます。

8.YouTuberのまねをする……

夫が見せているYouTube。一応時間を決めて見せているのですが、息子は大好きです。初めのうちはアンパンマン関連のものを見ていたのですが、その後電車や働く車の動画を見るように。その流れで、おもちゃ等を取り扱う、とあるYouTuberの動画がお気に入りになりました。

それ以来、自分のプラレールを持ち出しては、「きょうは これをしょうかいしたいとおもいます!」や「かっこいいですね~!」など、まねをするようになり、私にもプラレールを紹介してくれ、と催促するようになりました。また、おもちゃをそのYouTuber基準で考えるようになり、「これは〇〇が持っていたやつ」「これは〇〇が持っていないやつ」と言うようになりました。

言葉の意味も分からず、ただマネしている場合と、気に入ったフレーズを繰り返している場合があるようです。「ドーシュッポッ!」と連呼していたので何かと思っていたのですが、ベイブレードの掛け声、「Go シュート」でした。

一応夫基準で子どもにふさわしくないものは避けるようにしているのですが、結構影響あるな、と思いました。

9.その他よく分からない会話

息子「(自分に)何歳になったか聞いて」
私「何歳になったの?」
息子「新幹線速い」

意味が分かりませんね。

10.言葉に関して心掛けてきたこと

特に会話にならなくても、話しかけるようにしていました。理解できなそうな言葉でもあまり気にせず使っていたので、一人で会話しているようでした。もちろん、ちゃんと息子に分かってもらいたいときは、理解できる言葉を選びます。
赤ちゃんの時は話しかけても反応がありませんので、独り言のようでした。

「~でちゅ」「~まちゅ」などの赤ちゃん言葉は使わないようにしていました。以前、学校の先生に、子どもは自分では「でちゅ」と言っているつもりではなくて、「です」と言っているんだけど、ちゃんと発音できなくて「でちゅ」になってしまう、というのを聞いたからです。さしすせそが言いにくいんですね。
でも子ども特有の単語「わんわん(犬)」、「てって(手)」、「ぶーぶー(車)」などは普通に使っています。これらは自然に本来の単語を使うようになるんじゃないかと思います。

また、活舌が悪くて変な言葉になっていても、注意しないでおきました。これは義弟が自分の息子の舌足らずの発音を注意していたら、小児科医に「注意をするとプレッシャーで話すことが嫌いになってしまうからやめるように」と言われ、しょげていたからです。

子どもの言葉の発達は目まぐるしいですね。あっという間にしゃべれる言葉が増えてきます。他の子と比べたり無理強いしたりせず、マイペースに発達を見守っていきたいと思います。

取材・文:Blanchechou編集部

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