上品な魅力が高まる、大人のテーブルコーディネート教室

柔よく剛を制すということわざがありますが、女性特有の物腰の柔らかさを活かした立ち振る舞いやおもてなしの心は、時に様々な場面を乗り越える武器にもなり得るのではないでしょうか。

今回はそんなテーマから、女性の柔の部分に着目し、テーブルマナー教室などを開催しているThe Table“ALICE”さんに取材、テーブルコーディネート教室を体験しました。

基本知識の解説

まずはテーブルコーディネートの専門用語や基本知識について学びます。
テーブルコーディネートをはじめ、室内のインテリアなどは、季節ごと、あるいは毎月のテーマカラーに合わせコーディネートします。

フラワーアレンジメント

テーブルコーディネートの前に、テーブルに飾るお花をアレンジメントしていきます。
3月のテーマカラーである黄色を基調としたお花をアレンジします。

チューリップ、ラナンキュラス、スイートピー、ミモザを使用しています こちらは先生の生けた見本です

チューリップ、ラナンキュラス、スイートピー、ミモザを使用しています
こちらは先生の生けた見本です。

(1)フラワーポットへオアシスをセット

まずは土台となるオアシスをフラワーポットにセットします。
オアシスとは吸水性のあるスポンジのことで、こちらに花を生けていきます。
オアシスに水をやることで花々が水を吸い上げることができます。

(2)フラワーポットのアレンジ

次に、フラワーポットを装飾します。
木で編んだリースを好みに合わせた位置にセットします。

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今回は木のリースをセットするのみのシンプルなものですが、上級者になるとレースを編むところから始まったり、オリジナルのポットを使用したりする場合もあります。

(3)花を生ける

お花を生けていきます。
背の高い花から生けていくことで美しく整えられるので、今回はまずチューリップから挿していきます。

花の向きも正面と横では違った表情を見せられます。 2本違う高さ、角度、花の向きで生けるようにするのがポイントです

花の向きも正面と横では違った表情を見せられます。
2本違う高さ、角度、花の向きで生けるようにするのがポイントです。

初めての体験だったこともあり、初めのひと挿しがとても緊張しました。

次に、メインとなるラナンキュラスです。

今回は合計3本使用します。
まずは1本目を好きな場所に生けます。

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2本目は1本目の近く、すぐ下のあたりに。

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3本目はもっと下の低い位置に生けました。

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スイートピーは枝分けし、高さを適宜調節して生けます。
隙間を埋めるよう意識して生けるのがポイントです。

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先生が取材班のイメージをくみ取り、優しく的確なアドバイスをくださったおかげで、楽しみながら作り上げることができました。

次はミモザを生けていきます。
ここまでは花々の隙間や、どの花を目立たせるかなどを意識してきましたが、ここからはあまり考えず、流れやバランスを見て生けていきます。

ミモザは乾燥が早いので、枝に切り込みを入れたり、枝周りを剥いだりして水を吸い込みやすくさせます。

ミモザは乾燥が早いので、枝に切り込みを入れたり、枝周りを剥いだりして水を吸い込みやすくさせます。

2本同じ場所に生ける際は角度を変え、変化を付けます。

2本同じ場所に生ける際は角度を変え、変化を付けます。

大まかに生け、余ったもので全体の隙間を埋めます。
最後に蝶のオブジェクトを飾り付けて完成です。

テーブルコーディネート

(1)プランニング

いよいよテーブルをコーディネートします。
初めに、どのような場面で誰との食事なのかなどの詳細な設定を決めます。

今回は前菜、スープ、メイン、デザートのコースを想定し、コーディネートしました。
テーブルは2用の90cm×90cmで、比較的カジュアルなシチュエーションです。

(2)クロスを選ぶ

季節のテーマカラーに合わせ、クロスの種類を決めます。

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春の訪れを感じさせるような明るさと温かみを思い浮かべたので、イメージに合った薄いオレンジのクロスを使用しました。

(3)食器のセッティング

想定した料理に必要な食器をセッティングします。
メインディッシュはボーンチャイナとレースの皿を重ね、ナイフとフォーク、スプーンはパール調の樹脂の柄のものを使用しました。

食器はそれぞれ配置する場所に決まりがあり、メインディッシュはテーブルの端から2指(約3cm)、ナイフやスプーンなどは3指(約4cm)の位置となっています。

食器はそれぞれ配置する場所に決まりがあり、メインディッシュはテーブルの端から2指(約3cm)、ナイフやスプーンなどは3指(約4cm)の位置となっています。

(4)花を飾る

先ほど作成したフラワーアレンジメントを設置します。
基本的にテーブルの大きさに対し、花は9分の1のサイズというのが原則です。
通常テーブルの中心に配置しますが、今回はカジュアルな場面ということで少し横に配置しました。

(5)中央にソルト&ペッパーを飾る

装飾としてソルト&ペッパーやマスタード入れ、ナプキンスタンドなどを設置します。
こうしたものを総称してフィギュアーと呼んでいます。

3月のイースター祭にちなみ、キャベツのソルト&ペッパーとうさぎの卵入れを配置しました。

3月のイースター祭にちなみ、キャベツのソルト&ペッパーとうさぎの卵入れを配置しました。

卵入れは卵を入れる必要がなくても、装飾として配置することもあるそうです。
ソルト&ペッパーも同様に、実際に使用することよりもテーブルに華やかさをもたらすよう、配置します。

(6)ナプキンを選ぶ

メインディッシュの皿の上にナプキンを配置します。

テーブルクロスの色と合わせてオレンジのナプキンを選びました。
ナプキンの色を変えるだけでも、違った印象のテーブルコーディネートとなるので、奥深さを感じました。

ナプキンの畳み方も様々あり、今回はニンジンの形に折りたたみました。

ナプキンの畳み方も様々あり、今回はニンジンの形に折りたたみました。

(7)リボン・バスケットをセット

最後に、リボンとバスケットでテーブルをより華やかに装飾して完成です。

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最後にタイトルを付けることになりました。
全体的に明るい色でまとめられていたのが楽しげに見えたので、“うさぎのキャロットパーティー”と題しました。

ティータイム

教室が終わった後は、先生の手作りスイーツでティータイム。
取材日は2月だったため、バレンタインデーに則りチョコレート香りのお茶とスイーツをいただきました。

ベリーとショコラの相性抜群の一品。 チョコレートの香りが印象的なお茶もあいまって、格別な時間をもたらしてくれました。

ベリーとショコラの相性抜群の一品。
チョコレートの香りが印象的なお茶もあいまって、格別な時間をもたらしてくれました。

先生はテーブルコーディネート以外にも、テーブルマナーなど様々な教室を開催していますが、毎回教室の後には手作りのスイーツやランチを振る舞っていると言います。
細部まで行き渡ったおもてなしの心が随所に感じられたひと時でした。

The Table “Alice”

神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南4-16-13 ルネサンスガーデン センター南 410号
Tel:045-942-3357
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「センター南」駅 徒歩 約11分/横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」駅 徒歩 約7分

Web:http://tablealice.com/index.html

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