ほうれん草と豆腐のカレー?「パラックトウフ」という本格インド料理に挑戦!


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本格的なインド料理って作れるの? 難しいんじゃない? と思われるかもしれません。実は、日本のスーパーマーケットでも手に入る食材で、簡単に作れるんです! 特技は料理という、ブランシュシュのインド人スタッフ、チャルさんに母から子へ代々受け継いできたレシピを教えていただきました。

第4弾は、「パラックトウフ(ほうれんと豆腐)カレー」です。
本来の名前は、「パラック・パニール」で、ほうれん草とインドのカッテージチーズのカレーですが、スーパーで簡単に手に入る食材、日本人になじみ深い豆腐を代用して作りました。
今回はカレーに加え、彩り添えにピクルスと食後の一杯に「チャイ」もご用意しました。

まずは、ピクルスからです。

材料(3~4人分)

  • パプリカ 赤・黄各1個
  • 玉ねぎ 1/2個(他、セロリや人参をお好みで)
  • A:酢 1/3カップ(70~75CC)
  • A:水 2/3カップ(130CC)
  • A:砂糖 大さじ2
  • A:塩 小さじ1/2
    ※ローリエ、赤唐辛子を入れると更に味わいがよくなります。

作り方

(1)野菜を食べやすいサイズに切る
(2)Aの調味料をボウルなどに混ぜておく
(3)(1)で切った野菜をAにいれ、よく混ぜる
(4)(3)を上からラップして電子レンジで4~5分
(5)粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。

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※冷えた頃が味もしみこみ食べ頃となります。

冷蔵庫でピクルスを冷やしている間に…
次は、パラックトウフ(ほうれん草と豆腐)カレーを作ります。

材料(3~4人分)

  • ほうれん草 1束
  • 木綿豆腐 1丁(水切り後、キッチンペーパーで巻き更に水を切る)
  • トマト(大) 1個(カットタイプのトマト缶でも可)
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんにく 3片
  • バター 大さじ2
  • しょうが(小) 1/2個
  • 生クリーム 150ml
  • 塩 小さじ1と1/2
  • シナモンスティック 約1センチ
  • クミンシード 小さじ1/2
  • チリパウダー 小さじ1/2
  • ターメリック 小さじ1/4
  • コリアンダーパウダー 小さじ1と1/2
  • ガラムマサラ 小さじ1

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作り方

(1)鍋に水と塩小さじ小さじ1/4(分量外)を入れ沸騰させた後、スライスしたにんにく(1片)としょうが、4等分したほうれん草を入れ3~4分ほど強火で茹でます(電子レンジでも出来ます)(写真1・2)

(2)茹であがった1を鍋からあげ湯切り後、ミキサー(ブレンダー)でペースト状にします(写真3・4)

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(3)玉ねぎ、トマト、残りのにんにくをみじん切りにします。

(4)鍋にバター、シナモンスティック、クミンシード(スパイスを入れるときは弱火で)をいれた後、(3)の玉ねぎとにんにくもいれます。玉ねぎに色がつくまで、炒めます(約3分)(写真5・6)

(5)チリパウダー、ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラを加え10秒ほど弱火で炒めたら、(3)のトマト、塩を入れたら強火にします(写真7・8)

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(6)トマトが柔らかくなったところで、(2)でペースト状になったほうれん草を加え、1~2分ほど煮込みます(写真9)

(7)(6)に100mlほどの生クリームを入れ1分ほど混ぜたあとに、少し大きめのキューブに切った豆腐をいれ再び混ぜ、1~2分ほど煮込み出来上がりです(写真10・11)

※盛り付けの際に、残りの生クリームを少しかけると旨味がアップし、見た目もおしゃれです(写真12)

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食後の休息で、本場のチャイはいかがですか?

材料(4人分)

  • カルダモンパウダー 小さじ1
  • ダージリン(葉) 大さじ2
  • 砂糖 大さじ3
  • しょうが 2片(みじん切りにしておく)
  • 牛乳 500ml
  • 水 50ml

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作り方

(1)鍋に分量の水をいれ火にかけ、砂糖とダージリンを加え強火にします(写真13)

(2)みじん切りにしたしょうがとカルダモンパウダーをいれたら中火にします(写真14)

(3)沸騰したら、弱火にしてから牛乳をいれ、再度沸騰させ1~2分(写真15・16)

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(4)出来上がったら茶こしを使ってカップにそそぎましょう。

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完成後、スタッフで試食してみました。ほうれん草と豆腐という組み合わせで、あっさりしているのかな? と思いきや、生姜、にんにく、スパイスなどを使っているので味わいも深く、とても美味しいと好評でした。

お肉を使ってないのでヘルシーなうえ、生姜やスパイスなどの効果なのか、うっすら汗をかく発汗作用もあり新陳代謝にお役立ち効果もありました。お口なおしにピクルスがアクセントになり、夏らしさを演出しています。お酢には、疲労回復の効果があるそうです。体内でクエン酸に変化し、クエン酸が疲労した筋肉に溜まった乳酸の代謝を促しますので、夏バテにもってこいですね。

食後のチャイはほんのり甘く、上品な味でした。生姜も入ってますが、辛くもなく、他のスパイスも主張しすぎず、調和がとれていて、これまた美味でした。

本日のランチは、心も体も癒され贅沢なひとときでした。

次回はどんなインド料理か、お楽しみに。

:竿

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