自分の人生を主体的に歩むお手伝い 人生の土台を創る「食育革命」主宰小寺美江さん

日々の生活でもっとも身近な「食事」。
毎日の習慣のため、どうしても雑になってしまう日も…。
特に子育てがはじまって間もないママさんは「ちゃんとバランスよく食べさせられるのか不安」「どうすればいいのかわからない」など、食に関するお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

今回お話を伺った食育革命コンサルタントの小寺美江さんは、人生の土台を創る「食育革命」を主宰し、主に子育て中のお母さん方に対して食に関する講座や指導、相談を行っています。栄養士・パーソナルダイエタリーコンサルティング代表も務めています。
食を通して小寺さんが伝えたい想いとは…?

食事は人の基盤をつくるもの

小寺さんは長年、食について学んでおり、結婚後およそ10年間、パンとお菓子のお教室を運営したのち、食育革命コンサルタントとして活動するようになりました。

日課であり、もっとも身近なもの。それが「食事」。
実は「食」を生活の中心におくと、自然と生活リズムが整います。
毎回の献立に頭を悩ませることもなくなるのです。それにより、家事や育児にも余裕ができ、自分だけの時間をもつこともできるようになります。

それにはまず、「食事」の基盤となる理論を学び、「食」に対する考え方の根幹を安定させることが重要だと小寺さんは話します。
食の基本、それは「生きるために食べる」ということ。人を生かし、機能させるため、栄養を取り入れ、体やエネルギーをつくるための行為だということです。
小寺さんの講座はこの基礎の考え方を学びながら、「食」について抱える課題や悩みを相談し、解決のヒントを得られる場となっています。

「受講生ひとりひとりに寄り添う形での提案を心がけています。食がいかに重要か、食が人間の土台を創り、その人間を表現していること、ひいては食を通して人生を主体的に歩くということを伝えていきたいと思います」

実際の教室の様子 談笑を交え、程よくカジュアルな雰囲気で進みます

お母さんが自分で応用できる実践型理論を確立

子どもの食育にシフトしたのは、ご自身の結婚・出産がきっかけだと言います。
それまでのお教室を運営するうち、子どもの食事についての相談を受けることが多くなり、さらにご自身の育児の経験から、現在のような食育講座に発展しました。

「教える立場となってから、一時期は知識だけを伝えていたこともありました。でも、それだけでは、ママさんたちがご家庭に戻って実践するのがむずかしいんですよね。それで、講座で学んだことをご家庭に戻ってから実践しやすい内容に変更していきました。
それも、自分が子育てをしていたので、その経験が大いに役立ちました」

知識を得ることはもちろん重要ですが、それだけではなくお母さん方が自分で実践できることが第一だと考えていると言います。そのため小寺さんは「献立の立て方」「段取り方法」「調理のコツ」「栄養バランス」をデモンストレーションと座学の両方で習得できる講座を主宰しています。

多世代家族が主流だった時代には、親世代から子の世代へ、調理法などを伝えていく食習慣のバトンパスが行われていました。現在は核家族化が進んだことで、そのバトンパスがむずかしい環境となっていますが、それらを伝える役割もできればと小寺さんは話しました。

幸福感を感じられるようヒントを与える存在

お母さん方ひとりひとりがご家庭で実践できるところまで寄り添い、それをまた伝えられる人を育てることが自分の使命だと小寺さんは言います。

個別相談の様子

「私の立ち位置は基盤となる考え方を示し、皆さんの中にしっかりとした「食」の土台、「人間」としての土台を作ることだと思っています。食は人それぞれ正解がある分野だと思っています。その軸となる考え方をお伝えして、そこから皆さんがそれぞれ正しいと思えることに出会えるようなヒントを届ける存在でありたいと思います。「食」を通してそれぞれの幸福感を感じられるお手伝いをしたいと思っています。

講座にいらした方に“あなたはどうしたいの?”とよく聞いています。人生をどう実現するかは人それぞれでいいので、自分で決めて解決できるようになっていただきたい、そして人生を主体的に選んでほしいと思っています」

また、栄養士の働き方のひとつとしてできることを証明したいとも話しています。

「結婚などを機にそれまで所属していた組織をやめてしまい、そのまま復帰されない栄養士の方も多いのですが、個人でも仕事として成り立つということを証明できれば、個人で活動する栄養士の方が増えるきっかけになるのではと思っています」

小寺美江(栄養士・食育革命コンサルタント)

パーソナルダイエタリーコンサルティング代表
人生の土台を創る「食育革命」 主宰

HP:http://koderamie.jp/

ブログ:http://ameblo.jp/smilekitchen-okurayama/

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