『トリコロールマーメイズチアリーディングスクール』一般社団法人チアリーダーズ協会 代表理事 前岡宏佳さん

知る人ぞ知る、横浜のサッカーチーム「横浜F・マリノス」公式チアリーティングチームの初期メンバーとして活躍した人が立ち上げた、チアリーディングスクールがあると聞いて、会いに行ってきました!

スクール名は「トリコロールマーメイズチアリーディングスクール」。横浜・横須賀を中心にあらゆる場所にスタジオがあるようです。

その代表でもある前岡宏佳さんにお話を伺いました。インタビュー最後に動画もありますので是非チェックしてくださいね!

前岡さんの、チアとの出会いを聞かせてください。

私は高校からチアを始めました。
もともと運動が得意な方ではなかったので、実は運動部に入ること自体考えていなかったんですよ。しかも高校のチアリーディング部は、私の高校入学時すでに日本一のチームであり、アメリカの大会にも出場するようなチームだったので、まさか自分がそこに入ることはイメージすらしておらず……。
でも、新入生歓迎会でチアリーディング部のステージがあまりにすばらしく、つい何も考えずに入ってしまいました。
そうしたら、練習がとても厳しい部活でした。朝練と放課後の練習はもちろん、昼練もあることからもわかるように練習はかなりきつく、辞めたいと思ったことも何回もありましたよ。
トップのチームだったから手を抜けませんでしたね。

そんな厳しい練習で「チアを楽しい」と思えましたか?

楽しかったですね。練習がすごくつらくても、その先の「楽しい」が分かっていたから頑張ることができました。
50人くらいいた新入生が16人に減るほどの厳しさでしたが、もともと運動部に入ることすら考えてなかったような私が高校3年間、そしてその後もチアを続けられたのはこの16人のメンバーがいたからこそだと思っています。
少し話は逸れますが、私が「チア」を続けてこられたのも、いまのこのスクールがあるのも、この16人のメンバーがいたからこそだと思っています。
「スクール」という形になったのは、当時のメンバーも色々苦労しての立ち上げだったので、そのメンバーから「預かっている」ような気持ちでいますね。
「スクールをつなげていく」そして「なくしてはいけない」という思いでいます。

チアの本場はアメリカ、というイメージがありますが……

アメリカは100年を超える歴史を持っているので、やっている人数やチアスクールの数としても全く違いますね。
その中で這い上がってきた強いチームは本当にすごいです。
ただ、いまは日本のチアもとても強くなってきている印象ですね。立ち位置や動きの細かい部分をそろえたり、日本人ならではの強みで引けを取らないイメージがあります。

チアをやり始める年齢は早い方が良いですか?

小さい時からやってるからといって差がすごく出るということはあまりないですが、小学4年生くらいまで続けていると、小学校中学年くらいから始めるよりは、小さい頃からやっていて積み重ねがある方が良いかもしれません。
とはいえ、私自身が高校から始めてやれていたことを考えると、例えば運動神経抜群とかでなくても始められると思いますね。頑張れば必ず身になるので、「みんなが始められるもの」と言えます。

チアをやる上で大切なことは?

私の経験を通して伝えるならば、頑張ったことが何に対してでも「支え」になる気がします。
厳しい練習の経験、大会へ向かっての団体競技ならではの団結の経験、そうやって頑張ってきているからこそ、他のことも頑張れる=「できる」という思いにつながりますね。
「経験」が自信になり、自分の支えになっています。

生きていく人生の「土台」になっているような感じなのですね。

まさにその通りです。
私の場合は、大学のチアに熱く頑張れたのも、社会人チアに熱く頑張れたのも、今のチアスクールを立ち上げて継続しているのも、全て高校3年間の経験があるからと感じています。

トリコロールマーメイズのクラスは、未就学児からシニアチームまであるんですね。

大きく分けると、
「レギュラークラス」……スタジアムやイベントにも出演したりしながら毎週楽しくチアを学ぶクラス
「スペシャルクラス」……大会出場を目指していくクラス
以上の2つに分けられます。
「レギュラークラス」は大体学年ごとに分けられて、上は大人クラスまでありますが、小学生が一番多いですね。シニアチームもとても元気で明るいチームですよ。
「スペシャルクラス」は1年に1回オーディションがあります。挑戦をして受かった子だけ上のレベルに上がれます。
そして、その後の「ユースチーム」というチームがありますが、その1つ上の「マリノスチーム」に上がるのはさらに狭き門になります……トップになるということは大変です。
とはいえ、気持ちだけで言うと本当は全員を上のクラスに上げてあげたいんですよ。年数をかけて見てきている現場の先生は特にそう感じていますが、なかなかそうもいかず……そこが先生たちのつらいところでもあります。
生徒たちの選択もさまざまですね。「スペシャルクラス」には上がらないで続けていく道を選ぶ子もいますし、オーディションを受けずに辞める子もいれば、もっと強いと言われているようなクラスがあるスタジオに移籍する子もいます。

教える立場としては、大会に行くといろんな「学び」があるから、そこはぜひ経験して欲しいと思っています。

トリコロールマーメイズのチームとしての魅力を教えてください。

「トップチーム」という大人のチームがあるので、一緒にイベント等に出ることで、大人のチアリーディングを間近で見ることができます。
また、横浜F・マリノスとの提携があるので、スタジアムという大きな舞台で演技をする「経験」を持つことや「マリノス」の看板を背負うことでそれぞれの自信につながったりすると思います
そういう意味でイベントには比較的出ている方だと思います。
もちろん先生たちは、しっかりチアを経験してきている人たちばかりです。
ここでのチアの経験がきっかけで「なんでもやってみよう」と思えるような人に成長していって欲しいですね。

これからチアを考えている人にひと言ください。

チアでは「チアスピリット」というものがあるのですが、姿勢や挨拶・精神をしっかり教えます
これはスポーツ全般に通ずるものかもしれませんが、そういうものが自然に身につくようになります。
そして、チアは元々が「人を応援する」団体競技です。
”応援しようという気持ちを持とう”
という独特の教えがあります。
例えば、大会などで「ライバルを応援する」など……これは実はなかなか難しいことでもあるんですが、そういう精神がチアの良いところですね。
そして、好きであれば、コツコツ努力して続ければ誰でも上手くなれるような要素があります。

子供たちだけで頑張ることも大事ですが、お子さんが小さいと特にお母さんやサポートする保護者の頑張りがすごく大事になってきます。
サポートとは、「応援」ですね。チアの精神にもつながることなので、チアを通じて保護者の方も「応援」する楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

編集後記;
前岡さんは、柔らかい雰囲気の中にも熱くしっかりした芯を持っている方でした。
今回、トリコロールマーメイズの新横浜スタジオを会場にインタビューをさせていただき、そして幼児クラスのレッスンも少し見学させていただきました。
前岡さんからのメッセージ、そしてレッスンもぜひご覧ください!

取材・文:唐鎌 須弥

トリコロールマーメイズチアリーディングスクール

Web:http://cheerleaders.jp

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