3人の子を育てながら開業! 主婦業と両立できる在宅カイロプラクティック


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女性の様々な生き方を紹介するコラム第8回は横浜市神奈川区神大寺のカイロプラクティック・エステティック、“リ・フレッシュ ワカモリ”のオーナー、若森美穂子さんのお話です。

若森さんは3人のお子さんを育てながらカイロプラクターの資格を取り、同サロンを開業しました。
現在はサロン経営のほか、イベントや講習の開催を行っています。

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来た人が元気になれるように――在宅ワークのカイロプラクティック

リ・フレッシュ ワカモリの開業は2001年。
3人目のお子さんが幼稚園に通っていたころ、在宅でもできる仕事の資格として目に留まったのがカイロプラクターでした。

「結婚前は金融関係に勤めていて、デスクワークが主だからか、そのころは肩こりと頭痛がひどかったんです。それと私の母も腰痛持ちだったので、母の腰痛が少しでも楽になるために何かやってあげたいな、と思ったときに、たまたまカイロプラクティック(以降カイロと称する)一日教室のようなイベントを見つけたんです。それに参加したのがこの仕事に就いたきっかけですね」

バリバリ働いているお母さんには憧れるけど、そこまでできない、けど何かしたい。
漠然と在宅でできる仕事を探していたそんなときに、イベントに参加することで何かのきっかけになれば、という思いもあったそうです。

「自宅で施術中に子どもが小学校から帰ってきて、普通に生活しているようなときもありましたけど、来てくれる人は女性の方が多かったので、“もう小学生になったの?”とか子どもの話をしてくれたりして、理解してくれました」

そのように周囲の理解に助けられたこともあり、主婦業をやりながら、自宅で無理なくできたので、家庭と仕事の両立ができたと話します。

現在は自宅とは別にサロンを設けていますが、最初の約7年間は自宅で行っていました。
友人から始まりその親族へと、口コミで徐々に広がっていったそうです。

「施術にいらした方には笑って帰っていただくようにしています。始めていらっしゃって緊張している人や、体がつらくて不安な顔をしている人もいらっしゃいます。そんな時には、いろいろ話をして、リラックスしてもらうように心がけています。そうすると気持ちも軽くなるのか、自然と笑顔になってくれますね」

気さくで話しやすい雰囲気の若森さんですが、この仕事を始める前は無口でおとなしい性格でした。
仕事を通しいろいろな世代、環境の人と話すことで、次第に話の引き出しが増えていき、人と話すことが楽しくなったと言います。

「来た方が楽になって笑顔で帰れるように、カイロの勉強で知ったことをいろいろと教えてあげたくなっちゃうんです。うちに来てくれるのはありがたいです。けど、ずーっとカイロに通うのは大変ですよね。ですので、自分の身体は自分で改善できるよう、日ごろの姿勢のあり方や、症状に合った体操などをお教えしています

頑張るお母さんを応援――家族は一番の応援団

自宅でやっていた期間が長かったこともあり、お子さんたちは若森さんの仕事をずっとそばで見ていて理解してくれたとのこと。
休日勉強会に行くこともあるそうですが、お子さんが小さかったころはご主人がお子さんたちを見ていてくれたと言います。

「家族は応援団ですね。エステを習ったときも、最初に子どもの顔で練習したんです。息子にやった後娘にやったら、皮膚の厚さが違うから“痛い!”って言われました(笑)。10年ほど前に主人が亡くなったこともあり、子どもたちは応援してくれます。子どもと私、という協力体制が自然とできていました。大人になった今ではいろいろと教えてもらうことも多いですね」

最近では携帯電話のアプリやパソコンなどのことをお子さんに教わることも多々あるという若森さん。
家族でお互いに支え合いながら、様々な苦労を乗り越えてきたことが窺えます。

美容のためのカイロエステティックの施術・小顔調整の様子

美容のためのカイロエステティックの施術・小顔調整の様子

カイロプラクター元気の秘訣――日々の自分メンテナンス

たくさんの人と出会い、その方々の元気を支える仕事をなさいっている若森さん。
てこの原理を利用して治療するとはいえ、やっている方もどうしても疲労はたまります。
そんなカイロプラクターの日々のリフレッシュ方法を聞きました。

「私は映画を観るのが好きなので、定休日の水曜は少し離れた街の映画館に観に行きます。いつもそのときやっている映画を1本か2本観るので、外国の映画から少女漫画まで、幅広いジャンルを観ます」

やはり、趣味に時間をかけることは重要なリフレッシュ方法の様子。
そして、最も健康の秘訣となっているのは、いつも患者さんに教えている体操をご自身でもやることだとか。

自分での体操以外には、知り合いのカイロプラクターの方に施術をしてもらうことも。
カイロプラクター同士もお互いに助け合っているそうです。

元気な老年期を過ごせるように

最後に、いつまでも健康でいられるようなコツを聞きました。

「人それぞれ体に長年のくせがついているので、骨格はどうしてもゆがんでしまうんですね。それで足を組んだりしてしまうんですけど、骨格を整えれば周りの筋肉への負担も少なくなって痛みも和らぐし、足を組まないような全体のバランスに変えることができるんです。介護が必要にならないように、若いうちから気にかけておきたいですね」

元気な老年期を過ごすために、そういった骨格のゆがみを整えておくことは重要だと言います。
特に女性は更年期を経て老年期を迎えますが、更年期を境に元気に老年期を過ごせるか、ただ衰弱していくかに分かれるのではないかと若森さんは言います。

調子が芳しくない、身体のどこかが痛い、疲れやすいなど、年齢を重ねる度に様々な不調が現れます。
それらすべてを更年期のせいにするだけではなく、体のバランスを整え、乗り越えることが元気に老年期を過ごせる鍵なのかもしれません。

:Blanchechou編集部

Information

リ・フレッシュ ワカモリ

〒221-0801 神奈川県横浜市神奈川区神大寺4-18-4 501
Tel:045-342-5259
営業時間:10:00~19:00(不定休)
アクセス:
横浜市営地下鉄ブルーライン片倉町駅出口3より徒歩7分
JR横浜駅西口より36系統緑車庫行き他に乗り、神奈川土木事務所前バス停下車徒歩0分
JR東神奈川駅西口より36系統緑車庫行き他に乗り、神奈川土木事務所前バス停下車徒歩0分
東急東横線白楽駅西口より徒歩20分

Web:http://kanagawa-yokohama.mypl.net/shop/00000345227

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