チャルの日本文化体験 第6弾 作って、切って、楽しさいっぱい 太巻き寿司つくり体験@横浜 ~コスモスのお花編~


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「寿司」は、握り寿司のイメージだと思いますが、今回はみんなで、わいわいといただく「太巻き寿司」作りを体験してきました。
太巻きとは、一般的に、巻き簾上の海苔に酢飯を広げてその上に具を乗せて巻くものを指します。その切り口が金太郎飴のように華やかで楽しめるよう絵柄や文字が出るように工夫を凝らした巻き方をしています。
今回、「巻き寿司教室ぐるり」さんご協力の元、入門クラス「コスモス」作りに参加してきました。

所要時間は、約1時間半、あらかじめ必要な材料(酢飯、のり、卵焼き、他)は用意されていました。

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1.下準備として海苔を切ります。1枚を3等分×3セットで9枚(海苔はすぐに縮んでしまうので、すぐに密閉容器にしまっておく)

2.酢飯と桜でんぶを良く混ぜる。(桜でんぶの代用として、シャケやたらこふりかけでもよいそうです。)

3.2で混ぜた酢飯を8等分にしておく。まな板に目盛(メジャー)がついているので等分して長さを測るのに便利です。

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先生の実演を交えながら、作りかたを教えてくれます。作っていてわからなくなっても、助手の方が数名いらっしゃるので、すぐ教えてもらえます。

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4.まな板の上に、海苔(ざらざら面が上)を置き、8等分にした酢飯を海苔の中央におきます。
巻き簾(竹の皮があるほうが表)を左手でもち、その上に酢飯をのせた海苔をおく。くるんと巻き、最後に涙型に成型する。細巻きが出来上がりました。

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最初は座っていましたが、だんだん皆さん立ちながらの作業になっています。

5.準備されていた卵焼きを面取りします(面取り…輪切りや角切りにした野菜などの角を薄く削って、鋭角な部分を丸くすること)

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6.巻き簾を使い、4で出来上がった細巻きと、中心にくる5の卵焼きをいれて太巻きの中身を巻いていきます。

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7.太巻き寿司は、通常海苔が外側にくるのですが、今回カリフォルニアロールのように裏巻きとしてご飯で巻いていきます。

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外国の方は、海苔が苦手な方が多いそうなので、ご飯で巻くというのも良いアイディアですね。

巻き簾は、糸の結び目が右側にくるように置き、その上にラップ、酢飯(棒状に準備してある)を横長になるように中央におき、横半分の酢飯を上側に崩し広げていく、巻き簾をくるりと反対にむけて同様にご飯を崩して海苔の上に広げていく。その上に6で作った細巻きをおき、柔らかく巻き、出来上がりです。

包丁で切るとき、手酢(1割のお酢を水で割ったもの)を包丁につけながら、何回かに分けながら太巻きを切ります。中身を見て皆さん笑顔がこぼれます。

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チャルさんの感想

この教室に参加する前は、スシロール(巻き寿司)ってお刺身なくしては作れないと思っていました。
今回、太巻き寿司はお刺身がなくても作れるという事を知り、しかもコスモスのお花が切ったら出てくる? そんな不思議な太巻き寿司作り体験をしてきました。
先生やスタッフの方々は、レッスン中、わからなかったり、迷っていたら親切にお手伝いしてくれて、助かりました。
今回体験した太巻き寿司は、切った断面がコスモスのお花となるのですが、その真ん中部分が玉子焼きで出来ていて、丸く見せるように、面取りを丁寧に一生懸命しましたが、個人的な好みだとチーズをいれてもよいかな? と思いました。
巻き簾を使うのって驚きでしたが、最初に使ったときは、ヒドイものでした。
ただ、先生が丁寧に使い方…どうやって持つとか、巻くとかを教えてくれたので、段々上手になったように思えます。
先生は、子どもが近くにいても危なくないように、包丁の刃先は内側におくなど、置き方にまで配慮されていました(今回の教室にはお子様もお母さんと一緒に参加されていました)。
今回、日本語のレッスンでしたが、事前にお知らせしておくと、英語が話せるスタッフが補助してくれるというのを知り、お友達にも広めたいと思いました。
先生並びにスタッフの皆様、楽しいひとときを体験させていいただき、ありがとうございました。

:竿

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