こんにちは、Grant,LLC代表の橋川由利です。
秋も深まり、企業は新入社員の入社に向けて取り組みを行う時期となりました。反面、企業は離職に悩まされているという現状もよく耳にいたします。
ボーナスをもらったら辞めちゃいたいなんていうご相談もチラホラです。
今回は、企業内での人の扱い方についてお話ししたいと思います。
まず、基本として日本人はコミュニケーションに関する教育を受けている人がほとんどいません。ほとんどの人は経験と感覚によってなされています。
結果を求められる社内では結果を出せなかった時、または結果を出せそうにない時に人間理解をしていない状態で感覚的に対応しようとします。その相手が価値観の異なる人であった場合、なぜ、そんなことを言われるのか理解できない状況になります。結果、尊厳を失われたように感じることがあり、お互いがストレス状態の果てに信頼関係を構築できない状況に陥ります。
例えば、
ラビットタイプのAさん（事務職 入社１年）
彼女にはウルフタイプの上司（勤続８年）Bさんがいます。
Bさんは指示をしっかりしています。しかし、Aさんが作成する資料はどれもやり直しが必要です。
皆さんはどちらに原因があると感じますか？
まず、Aさんの基本欲求を見ていきます。ラビットタイプは賞賛欲求を持っています。他人から承認・賞賛されることでプライドが保たれる方です。
自分自身で賞賛できることがあるとモチベーションが上がり進んでいける方です。しかし、他人によってこの基本欲求を満たされなかった場合、感情が不快になり、ストレス状態が高い場合は憎悪を抱きます。
次にBさんの基本欲求です。ウルフタイプは達成欲求を持っています。プライドは自分自身で自分自身を認めることでプライドを保っています。
しかし、他人によって基本欲求を満たされなかった場合、感情は不快になり、ストレス状態が高い場合激高します。
以上のように人には基本欲求があり、価値観があり、感情が入り混じるとその人の言動になります。
上記で説明した例は、ソーシャルスタイル理論をベースとして様々な心理の学問を組み合わせたBehavior Type Methodで学べます。
人には様々な要素があり、入り混じることで個性になります。
その個性や基本欲求・価値観・感情・言動行動を学ぶことができます。
企業は業務スキルのみに特化しがちな教育ですが、基本欲求を満たす関わりをすることで自然と本人がモチベーションを上げることができます。モチベーションが上がれば、必要なスキルを積極的に学ぶようになります。
つい、Aさんが悪い、Bさんが悪いなどと人にフォーカスしがちな人間関係。
しかし、目を向けるべきところは人の間です。
双方、せめて会社内の管理者が人間を学び理解することで、理不尽な扱いを受けたと感じる人を減らすことができます。それぞれの基本欲求を満たすことで、誰もが持つ所属欲求を満たされることにより、離職を減らすことができます。また、新入社員を大切に扱い、育成することで、企業は発展します。
社内で責任が増えていくとその分対応する人も増えます。対応する人が増える分だけストレスも増えるように感じます。しかし、たくさんの人に出会うということは幸せなことだと感じます。出会った数だけ、笑顔を見る機会も人の良さに触れることもできます。
日本は労働時間が長い国です。なるべくストレスがかからない状態で尊厳を持ちつつ円滑に役割を進められるようになるために、コミュニケーションには教育が必要です。メンバーがどのような人でどのような支援が必要であるかを共有することは円滑に業務を進めるために重要な鍵となります。
【申込方法】
氏名・メールアドレス・電話番号記入のうえ申込をお願いします。
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※12月は東京のみの開催となります。
【Behavior Type Communication直近の開催予定】
11/19(土) 14:00~16:30 13:00からイタリアンランチ予定です。
ご希望の方は事前にご連絡くださいね。
【横浜関内】PORTO
Tel : 045-341-4468
神奈川県横浜市中区吉田町12-1
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【銀座】カラオケ個室 カラオケの鉄人銀座店 703号室
東京都中央区銀座5-9-11 緑ビル5~9F
※受付は５Fです。
12/17（土）13:00~15:00
【田町】東京都港区三田２丁目１４番 ７号 ローレル三田1203号室
【Behavior Type Method直近の開催予定】
12/18（日）10:00〜17:00
【渋谷】東京都渋谷区神南1-11-5 ダイネス壱番館渋谷205
