結婚式準備のはじめ方 「情報誌を買うことが結婚式準備のスタート? 結婚式のトラブルについて」by横浜元町Jellish Vol.2

結婚式を挙げるべきか? 挙げなくても良いのか? という前回のコラムに続き、何かしらやろう! と決定したお二人のために、さて何から準備をしたら良いの? そんなお話をしていこうと思います。

〇プロポーズされたら結婚情報誌?

Jellishは結婚式場やホテルと業務提携をしていないため、ブライダル業界で交流があるのは、やはり会場に所属していないフリーのウェディングプランナーさんやお花屋さん、フォトグラファーの方々です。
皆さんは、自社のウェブサイトや過去のお客様からのご紹介で新郎新婦と出会い、そのお二人にとって一生に一回である結婚式当日に、責任を持って自身の技術と経験のすべてを注ぎ込んでいる面々です。
そんな彼らは、有名結婚情報誌に広告を掲載しているか? ほとんどがNOではないかと思います。なぜなら、掲載料がとても大きな負担となり、その負担は当然新郎新婦のお二人に「商品価格」という形で反映されるからです。
たとえばドレスショップの場合、某有名結婚情報誌に毎月掲載しようと思うと、年間1,000万円近く掛かります(もちろん広告の大きさによりますが)。一体誰のための商売なんだろう? などと斜に構えてしまうのは私だけでしょうか?
新郎新婦のお二人に、素晴らしい一日を過ごしてほしいと本気で思っている人々は、結婚情報誌のなか以外にも、たくさんいるということをぜひ覚えていてください。

〇誰にご挨拶したいか?

まずは、結婚式にお呼びしたい方々の顔を思い浮かべてみましょう。
ご両親、兄弟、親友、会社の同期、先輩・・・
「これまでたくさん面倒をかけてごめんね。ありがとう。そして、これからはこの人と一緒に人生を歩んでいきます。どうぞこれからもよろしく。」そう伝えたい人々は、何人くらいいそうですか?
また、呼んでおくべきご親戚については、ご両親に聞いてみましょう。「この人は声を掛けておかないと後で面倒くさいのよ。」などという情報が出てくるかもしれません。
そうして、お呼びしたい皆さんがお住まいのエリア、身体の不自由な方がいないか、同年代が多いのか年配の方が多いのか、厳粛な雰囲気を好まれる方がいるかなど、皆さんの顔を思い浮かべながら、そこにお二人が立っている様子をイメージしてみてください。
足の悪いおばあちゃまがいらっしゃるなら、ガーデンパーティよりもスロープ完備のレストラン。地方からのご親戚が多いなら、駅から迷子にならないような駅近のホテル。などと、また少し結婚式のイメージが膨らんでくるかもしれません。

〇結婚式のテーマ

さて、お二人と、お二人の大切なゲストの皆さんが集まった空間で、どんな結婚式をしましょう?
「結婚式が終わったあと、笑顔で帰宅してほしい」
「二人の個性をお互いのゲストに紹介できる会にしたい」
「共通の趣味の仲間たちと盛り上がりたい」
など、お二人の結婚式をどんな風に表現したいのか? という観点から、テーマを探してみてください。
ウェディングドレスを選びにご来店されたお二人に「結婚式のテーマはなんですか?」とよくお伺いするのですが、きっぱりとテーマをお答えになる新郎新婦はほぼいません。
私から言わせれば、たくさんのブライダルの専門家や、その道のプロの手を借りてお二人ならではの結婚式を表現していくわけですから、あらかじめ結婚式のテーマやイメージをプレゼンボードにまとめて、発表して欲しいくらいなのですが(笑)。
さすがにプレゼンボードを準備するのは大掛かりだとしても(とはいえ、総額何百万円も支払うわけですから、わけもわからず曖昧に物事を進めるよりは、プレゼンボードの一枚や二枚、惜しくないはずなのですが)、少なくともお二人の間では「共通の言語」として「結婚式のテーマ」を決めてみてください。
それすら面倒くさいですか?
そうおっしゃらず。実は、テーマを最初に決めておいたほうが、結婚式準備も進めやすいのです。
たとえば、招待状はどれにしよう? テーブルのお花は何にしよう? テーブルクロスの色は? そんな風に、どんどんと決めなくてはならないことが覆いかぶさってきたとき、毎回テーマを軸に判断していけば良いのです。
逆にテーマがないと、毎回判断基準が曖昧になり、その時その時の気分で決めていては、最終的な統一感もなくなります。
テーマを決める。テーマからイメージできるテーマカラーを決める。それだけで、ずいぶん選択肢が狭くなって、判断しやすくなると思いませんか?

〇結婚式にまつわるトラブルについて

冒頭で結婚情報誌のお話をしましたが、結婚情報誌のページの半分以上を結婚式会場の案内が占めています。そして、まずは会場のブライダルフェアに行くのが順番だと思っていらっしゃる方が多いとおもいます。
実は、これがトラブルのもとになるケースが多いのです。
結論から言うと、「会場選びは結婚式準備の一番最後」がベストなんです。
(この名言をおっしゃったのがウェディングプランナーから選ぶ結婚式を推奨されている「weco」の編集長さんです。興味のある方は調べてみてくださいね。)

さて、結婚式にまつわるトラブルはどんなものがあるのか? 見てみましょう。

全国の消費生活センターなどには「結婚式」をめぐる消費者トラブルは、過去 5 年間毎年 1,000 件以上寄せられており、昨年度も 1,600 件を超えています 。
平成27年11月5日 独立行政法人国民生活センター 報道発表資料より
参照元資料→ http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20151105_1.pdf

式場の強引な勧誘の上、説明も十分でないまま、キャンセルしようとすると支払った内金は返金されない。契約後、挙式予定日の一年前にもかかわらず多額な解約料を請求される。打ち合わせが進むにつれ見積りが契約時より100万円高くなる。など、国民生活センターに寄せられるトラブルは年々増加しています。
結婚式準備についてほとんど知識のない状態で、結婚式のイメージももたず、なんとなく夢見心地で会場のフェアに訪れ、「今日契約すると50万円の割引ができますよ。」という謳い文句に踊らされて契約してしまったが最後、結局お二人がイメージしている結婚式を挙げることができない会場だとわかっても解約できない。というケースが多発しているのです。
どうして解約できないのか? それは、お二人が契約内容をよく確認せずに(または知らされずに)契約書にサインをして、契約を結んでしまったからです。
もちろん、結婚をする新郎新婦の人口自体が減少している昨今。会場側の営業方法も巧妙になってきていると言わざるを得ません。

〇自分たちならではの、自由なスタイルの結婚式

私事で恐縮ではありますが、参考までに私たち夫婦の結婚式の話をしてみたいと思います。
私たちの周りには、仕事柄ブライダル関係のプロフェッショナルがたくさんいました。
それこそドレスは自分で縫う。お食事はあそこに頼みたい。お花の装飾はあの人に頼みたい。そんな「やりたいことを持ち込める会場」を探すのに実はいちばん苦労しました。
そういう意味では、会場選びがいちばん最後だったと思います。
最終的には素敵なレンタルスペースに出会い、その場所の名前にちなんで結婚式のテーマも「出航」に決め、「これから二人の人生に出航します。今日お集まりのみなさん、どうぞこれからも見守ってやってくださいね。」そんな意味を込めました。
もともと「横浜」という場所にもこだわっていたので、テーマカラーは海を感じさせるネイビー、ホワイト、コーラルピンクに決めました。
二人でブレインストーミングしていたことが、このスペースと出会ったことでパズルのように次々と辻褄が合ってきて、イメージがぐっと具現化してきて気持ちが良かったのを覚えています。
挙式自体は親族だけで済ませたので、このレンタルスペースではカジュアルなウェディングパーティにしました。集まってくださった皆さん全員と写真を撮り、お話をし、友人同士を紹介し、最後はみんなで踊るという盛り上がり。
あっという間のひと時ではありましたが後々までゲストにお褒めのコメントをいただくほど大好評で、もちろん私たちにとっても素敵な時間となりました。
カジュアルなパーティが良いとか、堅苦しいのがダメとか、そういう意味ではなく、当初より二人でイメージしていた「ゲストに美味しい料理を食べて楽しんでいってほしい。新しいウェディングの形を体感してほしい」という思いを実現できた喜びを、夫婦で分かち合えたことがとても良い経験だったと感じています。
これから結婚式をされる皆さんも、そんな充実感を手にされますように!

山浦さより

美容師で手先が器用な母親の影響で、子供の頃から物作りが大好き。高校生から洋服を作り始める。服飾デザインの専門学校に入学。卒業後オーダーウェディングドレスショップに就職し、ドレス販売、デザイン、商品管理にたずさわる。
その後独立。
Jellishは会場提携をせず、独立路面店としてウェディングドレスの販売、オーダー専門店として営業し、2017年1月で6周年を迎えた。
花嫁の理想のウェディングドレスを具現化できる店。「あとちょっと!」のこだわりに応えたらる店として、アラサー花嫁から支持を得ている。

横浜元町Jellish

ウェディングドレス&ヘアメイク 横浜元町
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