子供の歯の矯正(2)子供の歯並びを守るヒント 横浜市伊東歯科医院院長のコラム第3回

2016.12.16
/ /

今回は前回に引き続き、子供の歯並びを守るヒント、歯の矯正の仕方についてお伝えします。

3~4歳頃から意識をし始める歯並び。良い状態にするために出来ることはどんなことでしょうか。
歯並びは生まれつきによるものや、授乳期間が影響するものなどがあります。授乳は口全体の力を大きく使うため、口周りの筋力の発達を促すことが出来ます。授乳期間が長いとそれだけ筋力を育てられ良好な口内環境を作る助けとなるのです。
哺乳瓶は小さな力でもミルクを飲めるため、筋力の発達が弱くなりますので、出来る限り授乳をするのが良いかもしれません。
また、「おしゃぶりや指しゃぶりは出っ歯になる」などと聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。指しゃぶりに関しては、2~3歳までなら問題はありません。親指で吸うことは授乳時の動きと似ているため、筋力を鍛えることが出来る場合もあります。ただし、おしゃぶりはなるべく避けた方が良いでしょう。

もしかして我が子は歯並びが良くないのかも・・?と思っても大丈夫。3~4歳位で危険性のある子は乳歯のうちから治すことで、大人の歯が良い状態で生えることが出来ます。
小さい頃から矯正を行った方が費用も抑えられ、大人よりも時間がかからずに行えますので、乳歯の矯正が出来る医院を探しておきましょう。
伊東歯科医院では乳歯列矯正を4歳から受けることが出来、手厚く指導しております。
シリコンのマウスピースを就寝時に着けるので、日常生活で支障なく過ごすことも出来ます。

日々の生活でも、口をきちんと閉じることで治る子もいます。食べるものと咀嚼することを意識しましょう。
4歳になったら伊東歯科にて定期検査をしてみましょう。

コラム執筆者

伊東昌俊(伊東歯科医院院長)

神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町2-10
Tel:045-453-1128

Page Top