子供の歯の矯正(1)歯並びが及ぼす影響 横浜市の伊東歯科医院院長のコラム第2回

2016.11.11
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お子様の歯並びが心配になる人も多いのではないでしょうか。
歯並びが悪いと及ぼす影響は「虫歯」「歯周病」「体のバランス」などいくつもあると言われています。
歯並びは先天性なものと、日々の過ごし方の原因があります。歯は唇、舌のちょうど良いバランスのところに生えてくるので、それぞれを良好にする必要があります。
歯並びには上顎の発達が重要であり、上顎が十分に発達していると下顎との噛み合わせが上手に出来るようになります。上顎は頭とつながっているため早く発達をしますが、下顎はそれに比べて発達が遅いため、未発達のままだと嚙み合わせが悪くなり、歯並びに影響を及ぼします。

普段口が開いてしまう、口呼吸をしているなどといった状態も、よくありません。また口呼吸は細菌も入りやすく、病気を引き起こす原因にもなるのです。唇、舌の筋力が十分に備わっている状態により良好な口内環境、歯並びを得ることが出来ます。普段から口を閉じること、またリラックスをした状態で、口内の舌が自然と上顎に付いている状態を意識しましょう。
子供の歯並びを意識するのは3~4歳頃から。来月のコラムでは早い段階から子供の歯並びを守るヒント、歯医者さんでの矯正の方法をお伝えします。

コラム執筆者

伊東昌俊(伊東歯科医院院長)

神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町2-10
Tel:045-453-1128

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